記憶力の低下がもたらす日常の支障

たかが物忘れと思うかもしれませんが、実はとても恐ろしい事に繋がる事をご存じですか？

「年齢を重ねれば記憶力が低下するのは仕方がない」と言う人も多いですが、それを簡単に受け入れてはいけないのが現実です。

まだ軽度の物忘れの時点で止めておかなければ、後々苦しい思いをするのは自分自身なのです。

どんな支障が出るのかを知れば、きっと皆さんも記憶力の大切さがわかるかと思います。

記憶力の低下に伴うリスクは？

記憶力が低下していくと、どんなリスクがあるのかを皆さんにもお伝えしていきます。

ストレスを感じる

記憶力が低下していくと、精神的にストレスを感じるようになります。

例えば思い出したい事があるのに思い出せない時ってモヤモヤしませんか？

それが積み重なってくると、思い出せない事にイライラしてくるようになります。

それは思い出せない事に対してもですが、『思い出せない自分』に対してイライラするようになるようです。

この事から、日常的に頻繁にイライラするようになり、ストレスを感じる生活になってしまいます。

一見関係なく見えますが、実はこんなところにも影響があります。

周りに迷惑をかける

記憶力の低下に伴い、物忘れが増えるようになるでしょう。

最初は小さな物忘れかもしれませんが、記憶力が低下していくと自分だけでは済まなくなる事が増えていきます。

自分だけに被害があるのなら自業自得で済みますが、そこに他人を巻き込んでしまうと迷惑をかける事になってしまいます。

周りに迷惑をかけ始めると、ただの物忘れでは済まなくなるでしょう。

認知症に繋がる

最初は小さな物忘れかもしれませんが、それをほっておくと認知症に繋がってしまう場合があります。

軽度の認知症からアルツハイマー型認知症まで様々ですが、どれにせよ認知症になってしまうと物忘れとは次元が違います。

こうなってしまうと要介護にまで発展する場合もありますし、認知症は軽視してはいけません。

大事な家族の時間もお金も体力も使わせる事になるという事を考えたら、認知症は避けたいところですよね。

認知症になる前にそれを止められるのは自分自身だけという事を覚えておいてください。

ネガティブになる

記憶力が低下する事で今までの自分とは違って、上手くいかない事が多くなるでしょう。

そうなると段々自分に自信がなくなって、何事もネガティブに考えるようになります。

「どうせ自分なんか…」と思い始めると、本当はそこまで悪くなくてもどんどん悪い方向に転がっていってしまいます。

よく言う“負の連鎖”というやつですね。

それに拍車がかかると外に出るのも嫌になり、引きこもりがちになってしまいます。

人と関わる事も恐れてしまい、孤独になってしまう前に記憶力の低下を阻止する必要があります。